神様から祝福を授かる88の参拝方法その7(手水)

愛しいみなさま

ごきげんよう。

玉依でございます。


境内に入りまして 最初に行う作法は、浄めでございます。

「手水場」で手と口をすすぎます。

浄めと表現するだけあり、

ただ「手を洗い、口をすすぐ」という行為ではございません。


伊邪那岐命が黄泉の国から戻って来た時に

身に付けているものを全て捨て 海に入り禊をいたしました。

それが、禊祓いであり、今の手水場で手と口を浄める由来です。


昔は、神社の近くに清流が流れている場所が多く、清流で身を浄め

参拝しておりました。滝原宮の川、内宮の五十鈴川は、

今でも手水場としてその役目を果たしております。


「洗心(せんしん)」と書いてある手水場もございます。

文字通り、「心を洗う」です。


手水の心構えは、心身を浄め、神様にお会いする。

とりあえずの手洗いではございません。

「手水の取り方」は、

①右手で柄杓を取ります。柄杓にいっぱい清水を汲みます。

この時、柄杓ぎりぎりいっぱい入れて大丈夫です。

この一杯の清水で全てを済ませますので少ないと二度汲むことに。

溢れるほどではなく 一杯で終える心掛けです。

時にジャバジャバと左手で一杯、右手に一杯、口をすすぐ時に一杯と

大量に清水で浄めている人を見かけますが、

それは、無意識に汚れてると感じているからです。

実際の汚れではなく、心や行い。

自ら邪気が溜まっていると宣言しているようなものです。


右手で柄杓を取ったら最初に左手にかけて、左手を浄めます。

なぜ、左手が先かというと日本は、左を上位と考えるので左を先にします。

左が上と憶えておくと間違えません。


②柄杓を持ち替えて右手を浄めます。


③柄杓を右に持ち替えて左手平に清水を受けて口をすすぎます。

この時、口をすすいだ水は、そのまま左手平で受けます。

清水で左手平を浄めます。


④最後に残った清水で柄杓の柄の部分を浄めます。

柄杓をまっすぐ縦にすると綺麗に浄めることが出来ます。

これは、次の方のために綺麗な柄杓です。という意味を示します。


手を拭くのは、白いハンカチがオススメ。

白色を用いるのは、高貴な相手への敬いを示すために。

最初にハンカチを出しておくとスマートです。


手水場の端に台が置いてある時は、

そこにバックなど置いても良いので利用なさると良いでしょう。

手水場の水が汚れているときは、用いなくても大丈夫です。

汚れている水では「浄め」になりませんので

山の聖域に出向くときは、綺麗な水を持って行くこともおすすめ。


聖なる癒しの叡智は いつもあなたのそばに。